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次世代の企業コミュニケーション&マーケティング。NCM2009、関連3イベント同時開催。2009年7月16日、17日、東京国際フォーラムにて開催
NCMアワード2009。次世代が集う2日間、NCM2009会場内にて開催決定!
キーマンに聞くNext
ゲーム内広告 澤紫臣 氏
デジタルサイネージ 町田聡 氏
デジタルサイネージコンサルタント、町田聡コラム
次に来るものとは? 神奈川工科大学 深野暁雄コラム
 
特集(注目の新市場)。デジタルサイネージ時代の到来。株式会社ハヤテ代表 金子裕明 氏
 
時事通信 湯川鶴章氏トムソン・ロイター・ ジャパン 楠山健一郎氏電通 イーマーケティングワン 梅田仁 氏オーバーチュア 株式会社 河田顕治 氏株式会社ライブドア 小久保 知洋氏 佐々木 大輔氏
次世代コミュニケーション&マーケティング最新事情 日本経済復活のカギはここにあり! 時事通信 湯川鶴章 氏
NCM2009本講演日時

7月16日(木)10:00~11:00 ※9:30〜受付開始 詳しくはこちら

 湯川鶴章氏は前回のインタビューで、21世紀型のマーケティグ手法を「三河屋さん」に例えて表現した。しかし、この手法は海外でも通用するのだろうか。そして、さらにその先を行く次世代マーケティングとは何なのだろうか。本講演に先立ち、今回は湯川氏が注目する国内外のマーケティグ動向や、気になる今後の可能性について語ってもらった。

 
後編 前編 後編

テクノロジーの進化によって、パソコンや携帯電話へとよりパーソナルなマーケティングが可能になったわけですが、湯川さんが最近注目している事例はありますか?

 

湯川鶴章 氏 近頃は、モバイルがおもしろくなってきていますよね。今年の6月4日に発表された『モバイル広告大賞』で、マクドナルドの『トクするアプリ(おサイフケータイ)・トクするケータイサイト』がグランプリに輝きましたが、特に注目したいのは同時に『マーケティング部門』の優秀賞を受賞していることですね。これは、携帯を読取機にかざすだけで注文や会計を済ますことが出来るという便利なもので、個人の購買履歴やデータなどがリアルタイムにわかります。例えば、特定の地域や時間帯にあまりハンバーガーが売れていないということがわかれば、午後からはこのクーポンを出そうというように売上げをコントロールできるというわけです。関係者の話では、まだ展開途中ということでその効果などは提示されていないのですが、実際に効果が立証されて日本全体に知れ渡れば、国内の事業者さんは一斉に乗り出してくると思いますよ。
 少し前のことですが、2006年にケータイサイト『ディズニー・モバイル』が、『ディズニー・アート展』で行ったおサイフケータイ向けサービス『Disney's Touch Pass』の実証実験の結果には、大変興味深いものがありますね。

 

そのような新しいマーケティングの仕組みは、海外でも同じように存在するのでしょうか?

 

湯川鶴章 氏 いえ、このような携帯電話の使い方をする国は日本くらいですから、海外ではまだ事例がありませんね。というのも、おサイフケータイが搭載されている端末を売っているのは日本だけなのです。おサイフケータイがここまで普及し、大半の携帯電話にGPS機能が搭載された環境は日本以外にはありません。つまり、今回のマクドナルドのかざすクーポンや前回お話した『三河屋さん』のようなマーケティングを行える国は、今のところ日本しか無いでしょうね。
 アメリカでは、どちらかというとTwitterやSNSなどのコミュニケーション内に存在する人間関係をベースにしたパソコン向けターゲティング広告『ソーシャル広告』が流行しています。例えば、ソーシャルゲームを作って広告を絡ませるという方法や、映画に関するゲームを作ってバナー広告を貼るなど、ソーシャルメディア内の友人間の情報発信を活発化させたところで、広告を出すという手法が最も新しいですね。

 

次世代マーケティングの可能性を教えて下さい。

 

 マーケティングの次の段階としては、シリウステクノロジーズが展開する『アドローカル』などのような、GPSや位置情報を使った広告が注目されるようになるのではないでしょうか。また、アメリカで成功しているパソコン向けのソーシャルゲーム広告をモバイルで展開という可能性もありますよね。あとは、非常に大きなマーケットであるにも関わらず、いまだ手付かずの高齢者や団塊世代という魅力的な層への展開にも注目したいですね。
 次世代へ向けて、現在のマーケティングには未知なる可能性が十分に秘められていると思いますよ。

湯川鶴章 氏 湯川氏の話から日本ならではのモバイル利用、アメリカのソーシャル広告など、次世代コミュニケーションとマーケティングで、日本経済が復活のためのヒントやエッセンスが垣間見れたのではないだろうか。今回のインタビューでは、湯川氏が考える次世代戦略の一端しかご紹介できなかったが、本講演ではさらに注目のトピックが語られる予定だ。業界関係者をはじめ、企業の担当者は絶対必見の充実した内容でお送りする。

NCM2009本講演日時

7月16日(木)10:00~11:00 ※9:30〜受付開始 詳しくはこちら

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湯川鶴章 氏 湯川鶴章(時事通信社編集員)

1958年、和歌山生まれ。大阪の高校を卒業後に渡米。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒後、地元紙記者を経て時事通信米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。主な著書に『次世代マーケティングプラットフォーム~広告とマスメディアの地位を奪うもの~』(ソフトバンク・クリエイティブ)、『爆発するソーシャルメディア』(ソフトバンク新書)、『ウェブを進化させる人たち』(翔泳社)、『ブログがジャーナリズムを変える』(NTT出版)、共著に『ネットは新聞を殺すのか』(NTT出版)、『次世代広告テクノロジー』(ソフトバンク・クリエイティブ)などがある。


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